WORK仕事紹介

日本酒を世界で最もクールな食文化にしたい。

海外営業課

神保哲馬TETSUMA JINBO

なぜ、海外を夢見ていた私が、 梅乃宿酒造を選んだのか?

「海外で活躍する人になりたい」。
いつからか漠然とそう思い描き、学生時代は留学を経験しました。
留学先の海外から日本を見たとき、日本にいたときには気づけなかったことがたくさんありました。
中でも最も感じたのは、〝日本文化〟のすばらしさ。
次第に生活に身近な〝日本文化〟を広める仕事に関わりたい、そう思うようになってきました。
そうして就活中に出会ったのが、世界展開に動き出していた梅乃宿酒造。
そのビジョンに共感し、新卒採用一期生として入社しました。
「海外で活躍したいのなら、なぜ、電機・重工業系のメーカーに入らなかったの?」といまでも聞かれることがあります。
確かに、戦後の日本を発展させた業界ですが、もうすでに出来上がった業界。
私は新しい日本の可能性を、世界で切り拓く仕事をしたかったんです。
特に日本酒は、先人たちが古来よりお米文化とともに育んできた日本文化の集大成のひとつ。
そのすばらしさを、世界中の多くの人たちに知ってもらいたい。
私はとても誇りある仕事だと思いながら世界を飛び回っています。

現地の人たちに歩み寄りながら、 梅乃宿酒造の価値を広めていく。

入社1年目は1ヵ月に1~2回は日本国内へ出張、2~3ヵ月に1回は海外出張に出かけました。
1年目に担当した国は、香港、中国、シンガポールなど主にアジア圏。
いまはアメリカ、オーストラリア、タイ、香港、台湾、中国、ロンドンを担当し、現地で行われるワインや食品などの見本イベントに参加してPR活動をしたり、現地のインポーター(輸入業者)をはじめ、スーパーマーケット、日本食レストランを訪ねて商品の反応を確かめたりしています。
最も重要なのは、自分の足で稼いだ情報。
自分たちが売りたいものではなく、現地の消費者が求めているものをしっかりと受け止めるためです。
たとえば海外では関税がかかる分、日本酒は高級な嗜好品として扱われ、高級レストランやおしゃれなバーで利用されることが多い。
そうなると、デザイン性が高くなければ、お店の雰囲気に合わないんですね。
だからそれぞれの現地の利用シーンに合わせて、ブランディングをしていかなければなりません。
梅乃宿酒造のブランドと商品を広めるために、世界各地の人たちを理解することを心がけています。

海外で活躍するために必要なもの。 それは語学力ではありません

日本国内ではどういったものが流行しており、どういった価格帯が売れるのか、
マーケットを把握しやすい。
でも、海外では情報が全くない状態からスタートします。
最初はわからないことばかりでしたね。
こうした海外勤務は、行動力がある人が向いていると思います。
いやむしろ、行動力がある人は、海外でこそ実力が発揮しやすい。
わからないから、まずはやってみよう。とりあえず人と会ってみよう。
そう考えて10コやってみても、正直、8~9コはうまくいきません。
でも、1コだけは次につながるんです。
その1コ1コの積み重ねが、新しい世界を切り拓いていく。
行動力しか、新しい世界を切り拓くことはできないのです。

いまの世界的な日本酒ブームを、 ブームとして終わらせません。

海外での和食、日本酒の評価が高まっています。
その分、以前と比べて、こちらサイドのご提案が通りやすくなっています。
しかし、焦らず、着実に日本酒を広めていきたい。
和食、日本酒のブームはもしかして一過性かもしれないからです。
「ブームが去ったら、日本酒を飲む外国人がいない」という状況にはしたくありません。
日本酒を、日本文化のすばらしさを味わうための一つとして、
世界各地で食文化として根ざすようにしたい。
私がいま感じている仕事の醍醐味は、梅乃宿酒造の日本酒が、まったく縁のない世界の街で少しずつ広まっていき、その土地に食文化として定着していくことです。
その要因はもちろん、伝統と革新を続ける梅乃宿酒造の日本酒そのものの魅力。
そして、私自身の提案力と行動力、日本人としての人間性が少しずつ成長してきたからだと自負しています。
世界は、本当に広い。
広ければ広い分、まだまだ私が成長していける可能性が、目の前に大きく広がっている。
そこに自らが足を踏み入れること。
日本酒と日本文化の可能性とともに、私自身の新しい可能性を切り拓いていきたい。
最近、いつからか私が思い描いていた姿に、ずいぶんと近づけてきたような気がしています。